7月は書くことから遠ざかってしまっていたのですが、これまで携わっていた長期のプロジェクトが漸く終わり、会社の引き継ぎ作業も終え、7月末に退職しました。
これまで「bird and insect」という写真/映像制作会社の台湾法人で働いていたのですが、クリエイティブに対する考え方や審美眼など、いろいろと学びになることが多く、改めて皆さんと一緒に働けて良かったです。
少ない時間ながらも、現場をご一緒させてもらったり、一緒に講座を作らせてもらったり、作品作りに同行させてもらったことで、一人ひとりの思考の深さや解像度の高さを実感することが出来ました。
上手くいかないことも多々あり、本当に力になれたのか心残りですが、皆さん本当に人柄が良く、クリエイティブも素晴らしいので、今後の活躍が楽しみです。
ちょうど7月末は誕生日も迎え、またひとつ歳を重ねたわけですが、8月はまた新しくスタートを切ったという感じで、清々しい気持ちです。
30代の誕生日となると、20代の頃のように毎年「劇的に何かが変わった」なんて感覚は少なくなり、またひとつ歳を重ねたという事実が通り過ぎていく。一方で「いや、今日まで生きられたんだ」と、ほんの小さな喜びと感謝を感じる日でもあります。
すこし話が脱線しますが、最近日本へ帰国した時に、一回り年の離れた従兄弟と再会しました。たしか最後に会ったのは、自分が高校生の頃だった気がするので、約20年ぶりに会いました。
高校の頃からその後どういう人生を歩んできたのか、他愛のない話をずっとしていたのですが、当時から特に自分の生き方の方針は変わっていないんだなと思いました。
実はもう一人、子供の頃に親しい従兄弟がいたのですが、自分が小学生の頃に、彼が海外に行ったときの写真を見せてくれ、いろいろと旅話を聞かせてくれました。自分と似ているところがあったので、その話は自分ごとのようにすんなりと聞けました。
これからもいろんな国に行くんだろうなあと思っていたのですが、自分が高校2年の頃、彼はこの世を去ります。当時、高校卒業後の進路を決めないといけない時期だったので、この出来事は当時の自分の生き方に大きく影響したと思います。
「この先どんなに辛いことがあったとしても死なない、彼の分まで生きる」
高校生の頃はそんな思いを抱え過ごしてきましたが、いつしかその決心が人生の支えにもなっていました。もともとそこまで大きな理由はなかったけど、「見たことのないものを見たい、経験したことのないことを経験したい」という気持ちがあった。
いろんな体験から来てるものではあったけど、そのひとつに今回の出来事も加わり、よりその思いが強固になった気がします。書くつもりはなかったんですが、従兄弟と会い、ふと思い出しました。
話が脱線してしまいましたが、当時の彼の年齢をすでに超えた今、これからまたどうしようか考えています。
これまで東京で働いた後は、しばらく海外と日本を放浪後、台湾に移住して再就職、また転職して今に至りますが、会社勤めでしたかったことは大体出来たので、これからは独立します。
今後細かく何をするかはまだ定めていません。ただ、今はまた台湾を拠点としつつ、海外を転々としたいので、旅を続けられるワークスタイルに移行していきたいと考えています。
どうシフトしていけばいいのか、まだ全く見当もつかないのですが、台湾でYouTubeとニュースレターの発信を行い、オウンドメディアの運営を軸にした働き方を行なっていく予定です。
直近はお金のこともあるので、文章の執筆、写真撮影、映像制作のお仕事も、引き続き台湾と日本で行います。
ひょんなことから面白いお話をいただけたりすることもあるので、基本の方向性は定めつつも、流るるままに精神で、一緒に取り組みできることがあれば嬉しいです。
完全に見切り発車なので、まだどうなるか分かりませんが、近況報告です。
台北は相変わらず30℃〜35℃あたりを行き来しており、暑苦しい日々が続きますが、皆さん一緒に頑張っていきましょう。


